高度管理医療機器承認番号と安全なカラコンの関係
安全なカラコンを選ぶときは、高度管理医療機器承認番号を確認するのではないでしょうか。
厚生労働省による厳しい審査が通ると取得できる番号なので、安全面で問題ないという証明にもなります。
購入するときの目安にしている人も多いですが、高度管理医療機器承認番号がよく分からないという人も少なくないでしょう。
ここでは、高度管理医療機器承認番号について解説していきます。
カラコンの安全性との関係を考えていきましょう。
医療機器の区分は3つ
カラコンは目のトラブルが起こりやすいので、雑貨から医療機器という扱いに変わってきています。
そのため、管理していかなければいけないのです。
医療機器の区分は、リスクが低い一般医療機器、リスクが比較的低い管理医療機器、リスクが高い高度管理医療機器。
カラコンは、リスクが高い高度管理医療機器に分類されているため、販売するときの規制が厳しいのです。
許可が必須となっているため、高度管理医療機器承認番号を取得しなければいけません。
日本製と海外製の医療機器の表記の違い
カラコンは、日本製と海外製の商品があります。
日本では、海外製の商品でも高度管理医療機器に承認されないと販売することができません。
そのため、高度管理医療機器承認番号が記載されています。
購入するときに確認しますが、医療機器の表記が違うので注意が必要です。
日本製の場合はBZX、海外製の場合はBZGとなっています。
高度管理医療機器承認番号を確認するときに、しっかり頭に入れておくようにしましょう。
高度管理医療機器承認番号なしのカラコンの危険性は?
海外の通販サイトは、高度管理医療機器承認番号なしの商品が少なからず販売しています。
安いので、購入してしまう人もいるでしょう。
しかし、日本の安全基準に達していないこともあり、目が傷ついて充血する、雑菌に感染して眼障害になるリスクが高まります。
最悪の場合、失明してしまう可能性もあるので、高度管理医療機器承認番号なしのカラコンは付けないようにしましょう。